(ねここさん元気そうに見えるけど実際どうなんだろうなぁ…)
こんにちは、ねここ(@nekohuman1)です。
実は先月彼とお別れしてしまいました。
あまりにも突然で驚きましたが、理由に納得していることもあって、
心の中での葛藤がすごかったです。
正直、彼のことは何もかも記憶をなくした感じで一ヶ月過ごしていました。
そうしないと何もできない気がしたからです。
一ヶ月経った今だいぶ振り返る余裕ができたような気がするので、
今回はこの気持ちを忘れないためにも記事にしようと思います。
どんな彼氏だったの?
夢:自分で会社を作る
趣味:ボードゲーム、テレビゲーム
出会い:ボードゲームのイベント
お付き合い期間:1年
共通点:TCK、ボードゲームが好き、トリリンガル、日本語と英語が共通言語
出会った日から毎週週4、5日のペースで会うくらい仲良しでした。
わたしはもともと一人が好きなので、恋人がいても会うのは1ヶ月に1回でいいと思っていました。
なのでこんなに一緒に人と過ごしている自分にびっくりしてました。
わたしの友人と一緒に遊んだり、彼の友人と一緒に遊んだり、両方交えて遊ぶくらい仲が良かったです。
それくらい一緒にいても嫌じゃないというか、楽しいっていう感じでしたね。
どうして別れちゃったの?
令和になったあの日、突然彼から
「1ヶ月後アメリカに行く。アメリカのプログラミングの学校で勉強する。そのあとのことはわからないけど、たぶんアメリカで仕事する」と言われ、
おお、いいアイデアじゃん!
と返しましたし、純粋にそう思いました。
彼は日本には英語教師のビザで来ていたのですが、
プログラミングを勉強したいと思うようになり、
一年半プログラミングを独学で勉強していました。
プログラミングの仕事を探していましたが、なかなか未経験で外国人というのは難しくて…
これからどうするのかな、と少し気になっていたところでした。
でも基本的には「彼なら自分で道を切り開くだろう」と思っていたので、会話に出したりはしませんでした。
そんなときに彼から「学校でちゃんと勉強して卒業してまずはアメリカで働く」という彼らしい選択が出てきました。
いろいろ話しを聞いて、わたしはどうするか考えました。
わたしもついていくこともできるけど、
行ってもやることもなく、ただ彼の帰りを待つだけの人になります。
英語もそんなに上手ではないし、ビザもないです。
婚姻ビザがあるでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、
わたしたちはもともと結婚しないと決めていました。
アメリカでは2組に1組が離婚しているようで、離婚のときは結構もめるようです…。
それで最近は結婚せずにパートナーとして生きていく人たちが増えているみたいです。
わたしたちもそんな感じでした。
子どものことを考えたら別の話しになりますが、
わたしはもともと身体が弱いので考えていませんでしたし、彼も子供は考えていませんでした。
そんなわけで婚姻ビザは選択肢になかったです。
遠距離恋愛をするのかしないのかという話になりますが、
遠距離で相手を縛り付けるのは彼が嫌がっていました。
学校は1日12時間のブートキャンプです。
彼はそれでわたしに連絡ができないのが嫌だったんでしょう。
まぁ彼が決めたことですから、お別れするのが一番いいと思いました。
人生一度きりですからね、自分だけの人生を歩む時間があったっていいと思いました。
6月の旅立つときがお別れという話になりました。
それで話は完結したかに思われたのですが、
その後3日間いろいろ考えた私は、突然
残りの一ヶ月一緒にいても前みたいに「楽しい」「幸せ」が100%じゃないから会うのはもうやめよう。
と伝え、突然彼とお別れしてしまいました。
結果、これでよかったと思っています。
残りの1ヶ月一緒にいても彼の部屋から物はどんどんなくなっていくでしょうし、
複雑な気持ちで過ごすことになります。
それだったらすっぱり別れてしまったほうが彼との関係も思い出も全部きれいなままです。
私にとっても急な話でしたが、
彼にとっても急なお別れになってしまって、結構な衝撃を与えてしまいました。
わたしは最後は泣かないと決めていたので大丈夫でしたが、彼は号泣でしたね…。
それでも「一緒にいたらもっと悲しくなる。それがいいね。」と言っていて、私たちはお別れしました。
今の心境は?
基本的には元気です。
たまに私が疲れたときや落ち込んだときに、彼の言葉を思い出します。
「Be happy! Don’t be sad!」
いつも笑顔で声をかけてくれた彼はいないんだと思うと、突然大声で号泣してしまいます。笑
赤ちゃんみたいです。笑
ただ、5秒くらいで真顔に戻りますね。笑
彼は自分の道へ進んだのだから、それはいいことなんだから、と。
次会うときまでにはわたしも自分の道を見つけて自分の道を歩いていることを伝えられるような状況にいないとね、と
自分に言い聞かせています。
彼にはすごく感謝しています。
彼が与えてくれたものは大きかったと感じています。
いろんなことを教わりましたが、その中でも愛情、自信、勇気の3つはわたしの宝物です。
愛情
わたしのことを変わっているという人も多かったですし、自分でもいろいろと気になっていたのに、
それをなんとも思わないで普通に受け入れてくれました。
それがわたしが一番欲しかった愛情でした。
自信
素晴らしい人から個性をありのままに受け入れてもらえて、愛されて、毎日楽しく過ごしたおかげで、わたしは自分に自信が持てるようになりました。
彼が私の個性を受け入れてくれたおかげで、わたしも自分自身の個性を受け入れられるようになりました。
好きな人がほかの誰でもないわたしを選んでくれたというのが一番の自信になりました。
勇気
やりたいことに挑戦することは簡単ではありません。
ましてや今の幸せがなくなることがわかっていて挑戦するのはもっと難しいです。
わたしは正直、ワーホリが気になっていました。
でももしワーホリに行くとしたら、彼とは離れ離れにならなくてはいけません。
なので、あまりワーホリのことを考えないようにしていました。
今回彼が自分のやりたいことを自分で決めてそれをきちんと伝えてくれたとき、心からすごいなと思うのと同時に、自分が恥ずかしくなりました。
だって、やりたいと思ったことがあるのに、彼を理由にしてやらないでいたから。
自分で決めることから逃げてせっかく興味があると感じたことをあきらめようとしたから。
彼の勇気、決断力を見て、わたし自身も勇気をもらえました。
最後に
今回は自分の体験をもとにして記事を書いてみました。
自分のために書いたといっても過言ではありません。
私にとって彼はかけがえのない人でした。
今もそうです。
わたしの人生でこの一年はとても価値の高い充実した一年だったと思います。
どんなに欲しくてもお金では買えません。
そんな素敵な一年をともに作り上げてくれた彼に感謝しています。
彼はおそらくアメリカへ旅立ったでしょう。
彼との思いを糧にして、前を向いて、いろんなことに挑戦しつつ、毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。
長くなりましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございました。