脱出ゲームブックで遊んだ【人狼村/ふたご島/十人/聡明なスパイ】

謎解き・脱出ゲーム
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みけ
みけ

ねここさん?本読みながら真剣な顔して…どうしたの?笑

ねここ
ねここ

ちょっとまって~。今誰が犯人か考えてる…。

こんにちは、ねここ(@nekohuman1)です。

ボードゲームのことばかり書いているわたしですが、
実は謎解きやリアル脱出ゲームも大好きです。

ただ…リアル脱出ゲームは人がたくさんいるのがちょっと…
と思っていたところに友人が脱出ゲームブックをおすすめしてくれました。

脱出ゲームブック?
と思いながらも、すぐ購入してやってみたところ

すっごくおもしろい!!

家の中にいながら物語の中に入り込んで謎を解いていく感じ…!
入り込みすぎて感情移入して泣いてしまったりも…笑

というわけで今回はその脱出ゲームブックというのを紹介したいと思います。

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脱出ゲームブックってなに?

まずこれですよね。
わたしも最初に聞いたとき「脱出ゲームブック」がなんなのかわかりませんでした。

脱出ゲームブックは本冊子に加えて付録(地図や捜査シートなど)がついています。

普通の本のように最初のページから最後のページに向かって読んでいくものではありません。
本文はパラグラフに分けられていて、それぞれ番号が振られています。
文章を読んで、自分の行動したいパラグラフのページを進み、続きを読みます。


図書館へ行く→パラグラフ42へ
食堂へ行く→パラグラフ101へ

図書館へ行く場合はパラグラフ42を、食堂へ行く場合はパラグラフ101へ進みます。
このようにしてストーリーを展開させていき、ゲームのクリアを目指します。
ゲームの途中にはさまざまなパズルや謎があってそれを解かないと次に進めないこともあります。

解けなかったとしても制限時間はないので自分のペースで楽しむことができます。
友人と一緒に遊ぶこともできますが、わたしは一人で黙々と作業していましたね。笑

脱出ゲームブックvol.1~4まで順番に遊んだので紹介します。

脱出ゲームブックvol.1 人狼村からの脱出

(画像をクリックすると楽天市場にとびます)

タイトル:人狼村からの脱出
著:SCRAP
出版社:リットーミュージック
発売日:2012年5月25日
付録:人狼村マップ、容疑者リスト、捜査シート、新聞、しおり

その村では、村人に扮した狼が、夜な夜な人を襲っているという。
不可解な呪文、あやふやな目撃証言、難解なパズルーー。
あなたはこの本に隠されたすべての謎を解き明かし、物語のエンディングに辿り着くことができるだろうか?

まずは、この「人狼村からの脱出」をやってみました。
友人から「脱出ゲームブックおもしろいよ!」と教えてもらい、
ネットで調べてみるとたくさんあることを知りました。

その中でもこの本から遊ぼうと思った理由は、
人狼ゲームが好きだったので、脱出ゲームブック初心者の私でも入りやすいかなと思ったからです。
自分がある登場人物のキャラクターになって物語の中に入り込んで、ある村で人狼が誰なのかを探します。

人狼が現れた村に自分もいる感覚があって、毎日ビクビクしていました笑
最後に人狼が誰かわかったときは本当にうれしかったです。

謎が解けたときの爽快感も忘れられないし、
ストーリーが個人的には好きで、感情が揺さぶられた…。
4つの作品通して一番感情を持っていかれたような気がします。

正直ゲームクリアして一週間ほどずっとこのことを考えていましたからね。笑
なんかこう…入り込みすぎてしまってなかなか抜け出せなかったんですよね。

ネタバレは禁止なので、どの程度話していいのかわかりませんが…。

どうやらDVDバージョンもあるらしいので今度やってみようと思っています。


脱出ゲームブックvol.2 ふたご島からの脱出

(画像をクリックすると楽天市場にとびます)

タイトル:ふたご島からの脱出
著:SCRAP
出版社:リットーミュージック
発売日:2013年2月25日
付録:アドベンチャーシート、記憶シート、マップ6枚、しおり2枚

どこかの海にぷかりと浮かぶ、
2つ並んだ小さな島、ふたご島。
島に漂流した少年と、使命を負った少女が、別々に島からの脱出を目指す。
しかし2人に立ちはだかるのは、さまざまな謎や暗号ーー。
あなたは2人を無事、島から脱出させることができるだろうか?

第一弾の脱出ゲームブックが個人的に大ヒットしすぎてすぐにこちらを購入しました。
レビューではあまり評判がよくなかったですね。
確かに前回の「人狼村からの脱出」は初めてのプレイだったからかもしれませんが、衝撃や驚きがより大きかったような気がします。
でもわたしはこの「ふたご島からの脱出」の静かな感じが結構気に入ってます。

前回と違って2冊の本が入っているのですが、1冊は少年の書、もう1冊は少女の書になっています。
2人の主人公を同時進行でお話を進めていき、2人のそれぞれの目的を果たすのを目指します。
だんだん事実が明らかになっていくのですが、それが「え、え?どういうこと???」と気になりすぎてしまい寝ないで遊んでいました。笑

「1人の子がこれをクリアしたら、もう1人がこれができる…!」
といった感じで2冊の本がうまく連動している(?)んですよね。
このゲームブックを作っている人がすごすぎて感動してしまいました。

脱出ゲームブックvol.3 十人の憂鬱な容疑者

(画像をクリックすると楽天市場にとびます)

タイトル:十人の憂鬱な容疑者
著:SCRAP
出版社:リットーミュージック
発売日:2013年9月25日
付録:捜査シート&記憶シート、マップ、アンサーシート5枚、切り抜き式アイテム3種

ふと目を覚ますと、
揺り椅子に座った死体があなたを見つめていた。
しかし、あなたは何の記憶も思い出せない!
不気味な屋敷、怪しげな人物たち、
意味ありげなパズルーー。
あなたはこの本に隠されたすべての謎を解き明かし、
物語のエンディングを迎えることができるだろうか?

第二弾の「ふたご島からの脱出」もどうにかクリアしてすぐ、
この第三弾「十人の憂鬱な容疑者」を購入しました。
正直、見た目からサスペンスのにおいがしていて、ものすごく楽しみにしていた作品でした。

ですが、ここにきて初めてのトラブル…。
読み始めてわりとすぐに出てきた謎が解けない…!
これが解けないと話が進まない…!

正直なところ今までの「人狼村からの脱出」や「ふたご島からの脱出」も謎が解けずに苦しんだことはありました。ネタバレは禁止されているのでインターネットでは上がっていません。あがっていませんが、それでもどうにかヒントを得ていました…笑

でも今回の「十人の憂鬱な容疑者」は本当にわからなかったので、一ヶ月ほど放置しました。
やっぱり楽しそうだなぁ、もう一度やってみようと思い切ってチャレンジしたら解けました。
その時はわからなくてもある程度置いたらできたりもするんですね。

これが三作目となり、謎を解くことにも本を読むことにも少し慣れた気がします。
でもやっぱり最後の犯人がわかったときの爽快感は忘れられないです。

わたしの中ではこの第三弾「十人の憂鬱な容疑者」が一番難しかった…
でも「考える」という時間が長かったからこそ、答えにたどり着いたときにより嬉しさを感じられましたと思います。

脱出ゲームブックvol.4 聡明なスパイは耳がいい

(画像をクリックすると楽天市場にとびます)

タイトル:聡明なスパイは耳がいい
著:SCRAP
出版社:リットーミュージック
発売日:2015年3月20日
付録:CD、スパイシート、新聞5枚、しおり、ヒント(袋綴じ)

「大量破壊兵器の開発データが記録されたテープを奪取せよ」
謀報機関の上司から指令を受けたあなたは、テープの保管されている敵国の群舞情報研究所へと潜入した。
総帥直属の特殊部隊、白装束の秘密結社、謀報機関から派遣された新たなるスパイーー。
テープの謎に迫ろうとするあなたを、さまざまな刺客が襲う。
果たしてあなたはテープを入手し、見事その謎を解き明かすことができるだろうか?

実は第三弾がつまずいてしまったときに、第四弾「聡明なスパイは耳がいい」を購入しました。
でも「前作との関係性があるかもしれないから先に第四弾をやるのはよくないかも…」と思い、第三弾を終わらせてからプレイしました。

今までの脱出ゲームブックと違ったのはCDがついていたことですね。
買ったときはいったいどんな謎があるんだろうと思いました。
暗号みたいなものが入っているのかなと思いましたが、意外にももっと身近なもので驚きました。

音楽や人の会話、日常生活で聞く音を使った謎がたくさんありましたね。

普段何気なく聞いている音…その普段気にしていないことを気にかけるというのが斬新でした。
実生活でも気にかけていないことを気にかけてみよう、
当たり前にある物に注意を向けてみよう、そういう新しい視点が自分の中にできた気がします。

謎を解きながらすごくいろんなことを考えさせられました。
音を聞いただけでも風景が思い浮かぶのはなぜなんでしょう。
みんな同じ風景が思い浮かんでいるのでしょうか…。
友人にもすすめてクリアした後に話してみようと思います。

最後に

今回は脱出ゲームブックを4つ紹介しました。
どれもそれぞれ良さがあってすごくおすすめです。

もし興味があれば気になるストーリーのものからぜひ遊んでみてください。

今回紹介したもの以外にもたくさんあるようなので、
また遊んだ時には記事を書きたいと思います。

ちなみに次回遊ぶのはこの作品「ルネと不思議な箱」です。
すごく楽しみです。

ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございました。
おやすみなさい。

 

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