脱出ゲームブック?久しぶりだね!
うん!夏は暑いから室内で楽しもうと思って!!
こんにちは、ねここ(@nekohuman1)です。
もともとはリアル脱出ゲームに参加するのが好きだったはずなのですが、
最近は家の中で一人黙々とできる「脱出ゲームブック」にハマっています。
今回はSCRAP出版から出ている「ルネシリーズ」2冊で遊びました。
脱出ゲームブックって?
脱出ゲームブックは本冊子に加えて付録(地図や捜査シートなど)がついています。
普通の本のように最初のページから最後のページに向かって読んでいくものではありません。
本文はパラグラフに分けられていて、それぞれ番号が振られています。
文章を読んで、自分の行動したいパラグラフのページを進み、続きを読みます。
図書館へ行く→パラグラフ42へ
食堂へ行く→パラグラフ101へ
図書館へ行く場合はパラグラフ42を、食堂へ行く場合はパラグラフ101へ進みます。
このようにしてストーリーを展開させていき、ゲームのクリアを目指します。
ゲームの途中にはさまざまなパズルや謎があってそれを解かないと次に進めないこともあります。
解けなかったとしても制限時間はないので自分のペースで楽しむことができます。
友人と一緒に遊ぶこともできますが、わたしは一人で黙々と作業していましたね。笑
リアル脱出ゲームブックvol.1 ルネと不思議な箱
(画像をクリックすると楽天市場にとびます)
著:SCRAP
出版社:SCRAP出版
発売日:2016年10月19日
付録:ゲームブック本体、コイン、マップ、住民リスト、アドベンチャーシート、アンサーシート、切り取り式付録
生き別れになった父を探し、旅をしている少女ルネ。父の消息を知る手がかりは、蓋の開かない小箱だけ。そんなルネが偶然立ち寄った町は、「過去に戻れる伝説」のある場所だった。フクロウ使いの少年、学者、紳士など、個性豊かな町の人々と知り合ったルネは、果たして父に会うことができるのか? そして小箱の中身とは——。
謎が謎を呼ぶ旅。すべてを解き明かした後、衝撃のラストが待ち構えている。
これはおもしろかった…!最初のテーマは父親探しなのですが、父親探し以外にもたくさんイベントがあるんですよね。ずっとルネの視点で物語が進んでいくわけではなくて、章ごとに変わって、見える景色がキャラクターによって違うのもおもしろかったなぁ…。
ストーリーも「え!?どういうこと?」と早く読み進みたくて仕方なかったです。
あらすじにも書いてあるようにラストは本当に衝撃だった笑
謎自体はそこまで難しくなくて、すいすい進んでいきました。
私としては謎が難しすぎて解けないと、他のことに手が回らなくなるのでこれくらいがちょうどよかったです。笑
ただ、最後の謎がどうしても解けなくて、解けなくて…数日悩みました。
数日間このことばかり考えて頭がぼーっとしていましたね。笑
あらゆるネタバレサイトのようなところを探してみたり、解けた人のブログを読んで、「お問い合わせフォームで聞いちゃおうかな…」と思うくらい…。
結局、最初から解いたときに「ピーン!」とひらめき、無事クリアすることができました。
リアル脱出ゲームブックvol.2 ルネと秘宝をめぐる旅
(画像をクリックすると楽天市場にとびます)
著:SCRAP
出版社:SCRAP出版
発売日:2016年10月19日
付録:ゲームブック本体、コイン、マップ、住民リスト、アドベンチャーシート、アンサーシート、切り取り式付録
豪華客船から生き延びたルネは、老いた漁師に助けられ、彼の家に居候することになる。しかし一家は多額の借金を抱えて立ち退きを迫られており、家族はバラバラな状態だった。
そんなある日、家族のもとに一通の手紙が届く。そこに書かれていたのは、謎の男がある町のどこかに金銀財宝を埋めたというものだった。家族は不思議に思いながらも、借金を返すために出発する。10年前、家族がまだひとつだったころに旅した町へ。
果たしてルネたちは、宝を見つけることができるのか?そしてそこに隠された驚くべき真実とは——。
この「ルネと秘宝をめぐる旅」のテーマは「宝探し」と、「家族の絆」かな?
正直に言うと、個人的には1作目の「ルネと不思議な箱」の方が夢中で読んでいたと思います。
やっぱりそこは「父親探し」と「宝探し」であれば「父親探し」のほうが興味がわきますからね。
ルネの生い立ち…どういうお父さんなんだろう、お父さんと会ったらどういう結末が待っているんだろうといったことを頭の中で想像しながら読んでいました。
でもこちらはこちらで面白かったです。
小さい頃に両親がそばにいなかったルネが船の沈没をきっかけに、ある家族と過ごすことになるんですよね。おじいちゃん、お父さん、お母さん、子ども3人のわりと大家族の中でルネも一緒に生活します。
「家族」っていうのをそれまで感じたことのないルネの思いや、一家のそれぞれのルネに対する思いがところどころに描写されていて、感慨深かったですね。
わくわくしたのは1作目の「ルネと不思議な箱」でしたが、もう一度読みたいと思ったのは2作目の「ルネと秘宝をめぐる旅」でしたね。
最後に
今回はリアル脱出ゲームブックの「ルネと不思議な箱」「ルネと秘宝をめぐる旅」を紹介しました。
本2冊分一緒にルネと過ごしていたので、いつのまにかルネのファンになっちゃいましたね。
もともとルネみたいなこういう一人でも生きていける強い女性が好きということもあるかもしれません。
ルネは私よりかなり若いのですが、だからこそ響くものがあったのかもしれませんね。
子どものころに読んでいてもそれはそれで憧れていただろうなと思います。
ぜひ興味があれば、遊んでみてください。
私はまだまだ脱出ゲームブックで遊びたいので、9月2日発売の「滅びゆく魔法書からの脱出」を予約しました。今まで出版された脱出ゲームブックの中で一番ボリュームがあるみたいなので本当に楽しみです。
SCRAPさん、いつもありがとうございます。
では、おやすみなさい。